家紋は自由だ! (※「家紋の見つけ方」も収録)
こんにちは!
今日は私の祖父の話を例に、「家紋は自由だ!」という件いついてお話します(^O^)
私の祖父は”終活”の一環で、墓石を購入しました。
墓石には家紋を彫る事が多いので、祖父は「おれの家の家紋はこれなんだよ!」と言って、「下り藤」の家紋を彫りました。
その時は、うちの家紋は「下り藤」だったんだー(‘ω’)と軽い気持ちで聞いていました。
祖父は山口県出身なのですが、ある機会に祖父の生家(空き家)に旅行がてら連れて行ってもらったのですが、その生家の裏手にお墓があるんだと祖父に紹介され墓石を見た瞬間、戦慄が走りました。
墓石に刻まれた家紋は「丸に橘」の家紋だったのです(;・∀・){ゼンゼンチガウヤン)
恐る恐る、この前作った墓石と家紋が違うよ、と祖父に伝えたところ、祖父は「なに!?見間違えてたな! まぁ、藤の方がかっこいいからいいじゃろう!ハッハッハッ!」と痛快に笑っていました(*´▽`*)
実は皆様、知らない方も多いと思いますが、これでいいのです。 家紋は変えてもいいのです!
家紋については明確な規則がない為、基本的にどんな家紋を使用しても大丈夫なのです。
しかしながら、家紋には由緒があるものもありますし、ご先祖様が大切に受け継がせてきた家紋もあるかと思いますので、うちの祖父のようにお気軽すぎるのはあまりおすすめはしません( ;∀;)
でも、「家紋が分からない」もしくは「家にはないと思う」という方、調べてもわからない場合※、家紋をあなたの代で変えたり、作ったりしても良いと思います(*^▽^*)
という事で、今回は私の実体験を元に、「家紋は自由だ!」というお話でした(^^)
※家紋の見つけ方・・・当店にご依頼いただくお客様がご自身の家紋を発見した例を紹介します。
《例》墓石・屋根の瓦・提灯・お着物・袱紗・風呂敷・欄間・位牌・扇子・蔵の中の箱…etc