三京ブログ

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About 京都の刺繍三京の公式ブログ。刺繍やものづくりについて、日々更新中!

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くもくももくもく(雲の話)

【丸に雲】

【興正寺雲】

皆様こんにちは!
京都は先週は寒かったのに今週は少し暖かくなって、服をどうすればいいのか悩む今日この頃です(*´▽`*)

今日は昨日帰宅途中に見た雲が綺麗だったので、雲の家紋の話を一つ!

実は、雲の家紋あります!( `ー´)
家紋の雲を見ると、「筋斗雲」みたいな形がはっきりした厚めの雲がモチーフですね!

人々は昔から吉凶を占うために、雲の形や色を見ていたそうで、雲の家紋は特に寺院などの寺紋として多く見られるそうです(*´ω`*)

余談ですが、私は夏によく見る、厚めで形のしっかりした雲より、秋や冬によくみられる薄く広がった雲の形を見るのが好きです( ̄▽ ̄)
通勤途中などに雲の形を見て、涼しくなったなーと感じるのが四季の醍醐味であるように感じますね~(´ω`)
皆様はどんな雲がお好きでしょうか(^^)

  • 2024.11.06

似ている家紋「目(目結)」と「釘抜」


【隅立一つ目】


【釘抜】

こんにちは!
本日、京都は快晴で風も涼しく過ごしやすい気候です(*’▽’)

さて、今日はよく似ている家紋をご紹介します!
上の画像をご覧ください。
この、二つの家紋とてもよく似てますね(;・∀・)

「隅立一つ目」・「釘抜」の家紋の違いは、中心にある目の大きさです。
「釘抜」の方が目が大きいのです!( `ー´)

「隅立一つ目」の家紋は「目(目結紋)」といい「丸に角立四ツ目」が有名です。
目結とは染物紋様の絞り染めに因んだ家紋のことである。
※「目結紋」は別名「鹿子絞り」・「纐纈(こうけち)」ともいう。

目結の「目」は間隔のことで「結」は結び合うこと、結束のことであり、また、武具の意匠に多く使われたことから、武道・軍事などを大切なものと考える方達に好まれた紋だと言われています。

一方、「釘抜」の家紋は「座金」を図形にした家紋です。
一般的に大工道具であるを「座金」を指しますが、「九城を抜く(九つの城を攻め落とす)」の語呂合わせから、武家に愛された家紋です。
※「座金」とは昔の釘はL字型で、後で抜くことを考えて「座金」と呼ばれる正方形の板に穴を開けたものを敷いていた。抜くときは座金に梃子を差し込むことで簡単に抜ける。

うちの家紋がどちらかわからない!と思った方は、家紋名が伝わっていないかを家族やご親戚に確認されるのが良いと思います(∩´∀`)∩

今回は似ている家紋をご紹介させていただきました~♪
皆様も似ている家紋を知っている方いらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいませ( *´艸`)

  • 2024.10.22

家紋は色々あって、皆良い!


↑上図は家紋を復元した家紋刺繍額。



もう10月になったにもかかわらず、ずーーーーっと暑い日が続いておりましたが、京都は最近、朝夕が急に冷え込んできましたよ!(本当にいきなり!)
相変わらず日中の日の当たるところでは少し暖かい陽気で、服装に困ってしまう今日この頃です(^O^)/

今日は家紋の話です!
よくお客様から「家紋帖に掲載の無い家紋でも制作大丈夫ですか?」・「特殊な家紋ですが大丈夫ですか?」などとお話しいただく事がございます。

皆様、安心して下さい!大丈夫ですよ!!(‘ω’)ノ※とにかく明るい安村さん風に

と言いますのも、当店では社章刺繍額なる商品(会社のロゴマークを刺繍額にする商品)もあるくらい、特殊な紋様でも制作は可能でございます!(∩´∀`)∩{型代はかかりますが!)

過去には、オリジナルの家紋・お墓の家紋をそのままというケースもございました!( `ー´)ノ

特殊でなくても、「家紋帖掲載の家紋の、この線だけ要らないんだよね。」や「ここの丸だけ要らない。」などの場合も対応させていただいておりますので、一度ご相談いただければと存じます!
※家紋帖掲載の家紋の形と少しでも変わる場合、別途家紋型代が必要となります。

中には、「うちの家紋少し変わってるけど・・・。」・「変わってて変かな?」と自信なさげなお客様もいらっしゃいますが、家紋は本当に色々ありますし、決まりもありません(^O^)/
ので、ご先祖様が大切に守ってきた家紋、自信を持って下さいませ-!(‘◇’)ゞ.+*

※ただ、家紋が複数残っている場合(着物とお墓、提灯と瓦等)、残っている物に入った家紋同士が少しづつ違う場合もございます。
その場合はご家族様で話し合い、どのような形を残すか決めておられることもございますのでお知りおき下さいませ。

祭りだ!祭りだ!!(ノ’ω’)ノ

やっと秋になりましたね!
京都は寒い日があったり、暑い日があったりと繰り返していましたが、朝夕が涼しくなってきたので秋と断定します(*´▽`*)
涼しくなるこの季節秋祭りのシーズン到来ですね( `ー´)ノ

コロナの自粛期間を経て、祭りが本格的に開催され始めている為か、今年のお祭り刺繍のご依頼の多さには驚きました(◎_◎;)
お祭りは納期が大体同じ時期なことも多々ありますので刺繍も必死で仕上げます!
大変な込み具合ではございましたが、刺繍をした法被や手甲を身に着けて、いい汗かく祭人を想像するだけで嬉しくなり、誇らしくもなりますね(∩´∀`)∩
お手持ちの法被の柄に刺繍を行う等、ご来店いただけましたら実際に糸を見ながらのご相談も受け付けておりますので、一味違ったお祭り刺繍をご希望の方はぜひご相談くださいませ!

祭りは夜店を楽しむ方達にとっては、日常を忘れて少し羽目を外せるまたとない機会として愛されていますが、秋祭りとは本来、様々な地域でそれぞれの所以があるかとは思いますが、神に収穫を感謝しおもてなしをするという意味合いで開催され始めたそうです。
ので皆様! 秋祭りをもたらしてくれた神様・祭りを始めた先達に感謝して、お祭り楽しみまっしょーうッ♪

ちなみに当店のご近所(京都 太秦)のお祭り「木島神社 神幸祭」は「10月12日~13日」開催予定です!
お知りおき下さいませ~(^O^)/

  • 2024.09.04

片喰(カタバミ)紋

↑「丸に片喰」

↑「丸に四つ片喰」

↑「丸に剣片喰」

先日、私の息子が公園で四ツ葉のクローバーを2つも見つけて大はしゃぎしていたのですが、実はこのクローバーは家紋にもあります!(厳密には違う)
カタバミはカタバミ科の植物、クローバーはマメ科の植物で、種類の違う植物だそうです。Σ(‘ω’)マジカ!
カタバミは葉の形がハートで花が5枚の花弁からなるお花。
クローバーは葉は白い模様があり、葉の形がラグビーボールのような形で先が少し割れていて、小さな花弁が集まってポンポンのような花が咲くのがクローバーだそうです。(*´▽`*)フムフム
地面に這うように茂る様子が似ているので、間違えている人も多いのだそうですよ。

子供には、まぁそんなことは関係なく、三つの葉っぱの植物に、四つの葉っぱがあれば「四ツ葉のクローバー」なのです!(^O^)/
※息子が見つけてきたのもカタバミの四ツ葉でした。

もともと、クローバーは日本には自生しておらず、江戸時代に緩衝材として荷物に詰められて伝わってきて日本に広まったそうです。
それに比べて、片喰は昔から日本に自生しており、その繁殖力の強さから繁栄の象徴とされ、家紋に徴用されたようですね。(*’▽’)
片喰(カタバミ)紋は種類も多く、特徴的な葉の形がハートに見え個人的には可愛く見えるのですが、武士が好んで使用した家紋だそうです。

家紋は日本の植生とも縁が深く、形の持つ意味も時代によって変わったりもするので、今の時代で見る家紋は面白いですね(≧▽≦)

夏野菜の家紋、その名は・・・

三追茄子

↑「三追茄子」

五ツ茄子

↑「五ツ茄子」

皆様こんにちは!
京都では雨が降ったりやんだり、暑かったり・寒かったり・ジメジメしたり、と天気の揺れが激しく、着る服に困る今日この頃です(*‘∀‘)

暑くなるこの季節に食べたくなる、あの野菜の家紋を発見したので皆様と共有!(^O^)/

上に見えますのは、「茄子(なすび)」の家紋です(*^▽^*)

「三追茄子」はなすびの流線形の特徴を良くとらえているという感じ!
「五ツ茄子」は泉州で有名な「水茄子」に似ていますね(*‘∀‘)
水茄子は切って焼いて鰹節・醤油で食べると美味しいし、新鮮なものは冷やして生のままシャクリと食べられてこちらも美味しいし・・・( *´艸`){ジュルリ
・・・はっ!家紋のお話しでしたね(^^;)

植物の家紋は多いのですが、茄子は身近な野菜なので家紋になったのでしょうか、家紋って面白いですね(*^▽^*)

スズメバチ襲来( ;∀;)

百足の丸

↑百足の丸

対揚羽蝶

↑対揚羽蝶

皆様お元気でしたでしょうか(^O^)/
暑くなってきましたが、元気出していきましょー!!

今日は今朝あった、ホットな話題を一つ!

タイトルを見てわかるように、朝の掃除中の店舗にスズメバチが入ってきました(;・∀・)
阿鼻叫喚の中、機転を利かせてくれたスタッフが狭い部屋にハチを隔離し、会長がキンチョールで退治してくださいました!!
皆ありがとう!!( *´艸`)←一番離れたところで騒いでいただけの私。

退治されたスズメバチを見ましたが、すごく鋭利な顎に、がっしりとした体躯でとても強そうでした。
そこでふと思いましたが、家紋帖には「蝶」や「百足(ムカデ)」は家紋として項目があるのですが、「蜂」は無いですね!
あんなに強そうで、群をなす様も武人に好まれそうに感じますが・・・。
同じ「は行」でもハマグリは紋があるのに・・・(‘_’)ナゾ

毒が不吉すぎるのか、昔は蜂はそんなに人間とかかわりがなかったのでしょうか?
思いを馳せると楽しいですね( ̄▽ ̄).+*

何か理由があるのか、知ってる方いたらぜひ教えてくださいませー(‘ω’)ノ

糸くずの話

皆様おはようございます(^O^)/

今日は虫嫌いな刺繍屋さんスタッフあるあるを一つ。

刺繍をしていると、”糸くず” が服についていることが良くあります。
細いするっとした金糸などがくっついているだけの場合は、「ついてた~!(^^)」で終わります。
ただ、黒い糸がなぜか丸まって(黒糸・白糸はなぜか丸まっている確率が高い!)くっつく時もあるのですが、これがくっついてると大変です!!

絶妙に、いい感じに虫に見えます!( ゚Д゚)
足が多い系の!(;´Д`){ワタシ、ムシキライ。]
糸の繊維質な感じが絶妙に虫に見える(;・∀・)

何度、ビクッとさせられたことか・・・(^^;)
服にくっついていなくて、床に落ちてるときは特に、糸が落ちていることに気づいてから拾うまでに、カラーの糸や金銀糸より時間を要します。
虫か糸か判別するために、じーっと息を殺して、「本当に糸だよね?動かないよね?」と確認する時間が必要だからです( ̄▽ ̄)

虫嫌いな方で刺繍屋さんスタッフの方には必ず通じる、あるある話でした!

家紋が家紋を呼ぶ現象:巴(ともえ)のターン!

↑右三つ巴

↑左三つ巴

こんにちは!
以前ご紹介させていただきました、家紋が家紋を呼ぶ現象の件の続編です( ̄V ̄)
※以前のブログを見てない方は過去記事をチェック!

現在は「巴(ともえ)」のターンがきてます!(*´▽`*)
「巴」の家紋は不思議な家紋で、起源の諸説が多くあります。
私は小さいころ魂の形だと思ってましたが、見えた事ないしな~(;・∀・)
一般的には、「鞆(とも)」という、弓を射る時につけ、矢を放ったあと弓の弦が体に当たるのを防ぐ防具の絵という意味の「鞆絵」からではないか
胎児や精霊、勾玉を図案化したものではないかと様々な起源が噂されているのです。
そんな由縁からか、神紋・寺紋として使われていることも多く、お祭りなどで見かけることが多いのではないでしょうか(^^)
京都の「祇園祭り」も「五瓜に唐花」と「左三ツ巴」が使われています。

ここで、よくお客様から聞かれる巴の「右」・「左」について解説( `ー´)ノ
上の画像をご覧ください。
よく丸い方を頭に例えて進行方向の向きで右左を考えられる方が多いのですが、実は「細い方が進行方向」と考えると左右が分かるのです(*´▽`*)
「しっぽに引っ張られる巴ちゃん」と覚えてくださいませ!
これで巴の左右の見分け方はばっちりですね!( ̄▽ ̄)

  • 2024.04.24

うわさの立体刺繍

↑社長の私物の立体刺繍イヤリング。

皆様こんにちは!

最近(※じつはもっと前から)人気が出ている立体刺繍なるものをご存じでしょうか(*‘∀‘)

刺繍は布に針で糸を通していき、縫い込んでいくので、布の上=平面で楽しむものとの認識でした。
しかし、最近は布から飛び出て(←過剰表現)独立する刺繍が注目されているようです( ゚▽ ゚)

作り方を調べていると、布(※薄い布や立体刺繍用の特殊な布にされる方が多いようです。)に解剖図のような下絵を描き込み刺繍していき、後で刺繍したパーツを切り取り、パーツを手繰り寄せながら成型していくという作り方のようですね(*‘∀‘)
縁にワイヤーを入れて刺繍して切り取ると、ある程度形を変えられるので動きが出せる!という方法もあるようです(‘ω’)フムフム
また、盛り上げながら刺繍して、布に物がくっついているように見える刺繍も立体刺繍と呼ぶようですね!

花が人気なようですが、最近は金魚や虫まで作る方がいるようで驚きます( ゚Д゚)スゴイ!
布や織物、編み物とは また一味違った繊細さが光る刺繍で形どる 立体刺繍。
こまごました物を作るのが好きなので、個人的に興味が湧いてきたので今度家で作ってみようかな♪ と思う今日この頃でした(≧▽≦)
ご興味のある方は調べて見てくださいませ!

お着物刺繍の配色の話

皆様こんにちは!(^O^)/
今日はお着物の配色についてのお話をひとつ(≧▽≦)

お着物へお洒落紋や家紋を刺繍する際、お客様からお預かりさせていただきましたお着物に合うよう、上図のように、刺繍するお着物の上に糸束を置いてお着物合うかどうかを判断しております。

お着物の色は、同じ色のお着物はないのではないかと思う程、一様な色はなく、同じような色のお着物であっても地紋によって印象が変わったり、グラデーションがあったり、柄や刺繍が入っていたりと、とても複雑です。
また、お着物を着られる方のご年齢やお好みにも合わせるとなると、無限の可能性が出てきます( ̄V ̄)
その為、お洒落紋を刺繍する際、同じ柄の刺繍であっても、その刺繍する糸の色はお着物や人によって異なってくるのです!

なので、当店では刺繍の前に事前にお色のご確認ができるよう画像でお知らせさせていただいております
(*´ω`)b.+*
大切なお着物への刺繍は敷居が高いかもしれませんが、当店のスタッフ一同、お着物と着られる方のことを思い、真心込めて刺繍に向き合っておりますので、ぜひ一度お着物刺繍を試してみてくださいませ(^O^)/

配色は結構大変な作業ですが、お客様のお喜びいただけるお顔を想像すると頑張れる! というお話でした
( *´艸`)

  • 2024.03.27

家紋いろいろ話「桜」

桜
桜
中陰変り飛桜蝶

皆様こんにちは!(*^^*)
最近京都は雨続きだったのですが、今日はお天気でルンルンです♪

早咲きの桜は、結構芽吹いていますね!
ルンルンついでに、桜の家紋をご紹介いたします(*’▽’)

日本人は桜好きなので、桜の家紋もいっぱいありますね(`・ω・´)
上に3個の桜の家紋の例を画像で上げておりますが、どれも可愛いですね.+*
花びらの先がとがっていたり、丸かったり、花びらで蝶を模ったり(^^)
遊び心のあるデザインが沢山ありますね!

日本の花の代名詞「桜」。
散ってしまう姿が印象的で、儚いイメージがあることから武家の家紋としてはあまり使用されていないそうですが、苗字に「桜」が付いていたり、神社関係のお家に多い家紋だそうです(*^^*)

家紋は自由だ! (※「家紋の見つけ方」も収録)

こんにちは!
今日は私の祖父の話を例に、「家紋は自由だ!」という件いついてお話します(^O^)

私の祖父は”終活”の一環で、墓石を購入しました。
墓石には家紋を彫る事が多いので、祖父は「おれの家の家紋はこれなんだよ!」と言って、「下り藤」の家紋を彫りました。
その時は、うちの家紋は「下り藤」だったんだー(‘ω’)と軽い気持ちで聞いていました。
祖父は山口県出身なのですが、ある機会に祖父の生家(空き家)に旅行がてら連れて行ってもらったのですが、その生家の裏手にお墓があるんだと祖父に紹介され墓石を見た瞬間、戦慄が走りました。
墓石に刻まれた家紋は「丸に橘」の家紋だったのです(;・∀・){ゼンゼンチガウヤン)
恐る恐る、この前作った墓石と家紋が違うよ、と祖父に伝えたところ、祖父は「なに!?見間違えてたな! まぁ、藤の方がかっこいいからいいじゃろう!ハッハッハッ!」と痛快に笑っていました(*´▽`*)

実は皆様、知らない方も多いと思いますが、これでいいのです。 家紋は変えてもいいのです!
家紋については明確な規則がない為、基本的にどんな家紋を使用しても大丈夫なのです。
しかしながら、家紋には由緒があるものもありますし、ご先祖様が大切に受け継がせてきた家紋もあるかと思いますので、うちの祖父のようにお気軽すぎるのはあまりおすすめはしません( ;∀;)
でも、「家紋が分からない」もしくは「家にはないと思う」という方、調べてもわからない場合※、家紋をあなたの代で変えたり、作ったりしても良いと思います(*^▽^*)

という事で、今回は私の実体験を元に、「家紋は自由だ!」というお話でした(^^)

※家紋の見つけ方・・・当店にご依頼いただくお客様がご自身の家紋を発見した例を紹介します。
《例》墓石・屋根の瓦・提灯・お着物・袱紗・風呂敷・欄間・位牌・扇子・蔵の中の箱…etc

3色(`・ω・´)/-○○○

昨年のお話になりますが、ご家族様で3色の色違いの「家紋刺繍額-彩華-」を頼んだお客様がいらっしゃいました。

色違いで家紋刺繍を持たれるなんて、お洒落だなと思っておりました!(^^)
「家紋刺繍額-彩華-」は、刺繍糸色が選べるのでオリジナリティー溢れる家紋刺繍額になって、映えますね(*´▽`*)

なぜ、唐突にこの話を思い出したかというと、昨日スーパーで「お花見団子」を見たからでした(*^▽^*)/-○○○

カラフルな三色がかわいくて♪

もう3月になったのに寒くて、春が近いようで遠いですね。
お花見したいですね~!o(*’▽’)o
さくら前線✿情報お待ちしております(^O^)/

天気と家紋のお話し

【稲妻菱】

【山谷雪】

皆様こんにちは(‘ω’)ノ
京都の本日の天気は「霧」模様です( ;∀;)
比較的薄めの霧で自転車を運転する分には支障はございませんでしたが、遠くは霞み、いつもは通勤途中に見える「嵐山」が見えず真っ白でした( ゚Д゚)
週末は寒くなる予定だそうですし、今年は変な天気や気候が続きますね~(*‘∀‘)

天気といえば、家紋にも天気に関係のある家紋がある事をご存じでしょうか。
「雲」や「雷(稲妻)」、「雪」に関する家紋や「太陽」に関する家紋まであるのです(*^▽^*)
※「太陽」は家紋名では「日足(ひあし)」という名で掲載されています! ご興味のある方はぜひ検索してみてください.+*

家紋には自然を模ったものも多くありますが、天候を紋にデザインし直した昔の日本人の感性は面白いですね(*^^)

刺繍機よ ありがとう!(身内話)

皆様こんにちは!

本日は事後報告にはなりますが、弊社の古参のメンバーが先日いなくなったご報告をしたいと思います(>_<)
そのメンバーの名前は、「刺繍機1号」。

彼は30年も前から三京を支えてくれていた、とっても働き者な子でした(T_T)
そんな彼が動かなくなってしまったのは、高齢なこともあり、彼一人に負担をかけすぎるのも良くないと心配になった弊社の社長が、新入り君 その名も「刺繍機2号」くんを入社させてからしばらくのことでした。
皆が「刺繍機2号」の使い方に慣れてきたころ、「刺繍機1号」は自分の役目を全うしたとでもいうように、ひっそりと画面が映らなくなり動かせなくなってしまったのです。

ずっと苦楽を共にしてきた刺繍機なので、どうにか直してやりたいと社長・会長が奔走しましたがどうにもならず、先日運び出されていきました( ;∀;)ノ

今では先輩の分まで「刺繍機2号」くんが頑張ってくれています!
お別れはつらいものがありますが、「刺繍機1号」!
今までありがとう! 最後まで会社のことを思って、心配して頑張ってくれて本当にありがとう!(T◇T)
これからは「刺繍機2号」くんと一緒に良い刺繍作っていくから、心配しないでね( `ー´)
君のことはずっと忘れないよ!.+*

という身内話でした(‘◇’)ゞ
皆様ご清聴ありがとうございましたm(__)m

家紋いろいろ話「梅」

皆様こんにちは!
今日は家紋のお話をしようと思い筆(キーボード)を執りました(*’▽’)

家紋は弊社所蔵の家紋帳に掲載されているものだけでも約4,300種あり、実にいろいろな家紋があります。
その中から、季節のお花である「梅」の家紋の話をしようと思います(^O^)/

梅のお花の家紋と言えば、有名な戦国武将の一家「前田家」が掲げている家紋「加賀梅鉢紋」が有名ですね!

他にも、当店の「彩-irodori-」の植物シリーズにある「梅枝丸」も家紋帳に掲載のある家紋です(*^▽^*)
ひとえに梅と言っても、様々な形で約40デザイン以上あります(*’▽’)梅のお花 大人気!!

昔の人は寒い時期に可憐な花を咲かせる梅を見て、生命力を見出し自身の家を守る家紋としたのでしょうか・・・。
それとも美しい花の優美なデザイン性に魅入られ家紋として取り入れたのでしょうか・・・。
思いを馳せると楽しいですね~( *´艸`)※私だけなのかな?

また気まぐれに「家紋いろいろ話」をしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します!(*´ω`)

お着物刺繍 大盛況(*’▽’)

最近お着物への刺繍のご依頼が増えています!
春に着られるお着物なのかピンクやベージュといったふんわりとした色のお着物へ、お花の刺繍入れるとより温かみが増すように思います(*^▽^*)

当店の「お着物刺繍-お洒落紋-」の中で人気なのが「四君子」の柄です。
お着物の業界ではメジャーな柄で、四季の花が入ったデザインなので着る時期を問わない柄という事で人気なのです(*´▽`*)

お着物には、細かくいろいろな作法・決まりがあるようですが、「四君子」の柄のように少し気楽に着れるような抜け道もあったりしますので、お着物のことでお悩みの方はぜひご相談くださいませ!
昨今ではお着物の着方など自由度が増えてますので、多くの方に触れていただけると嬉しく思います(^O^)/

刺繍額脳(^O^)/

皆様寒い中、毎日お仕事・育児・介護・家事とお疲れ様です!

今日は刺繍脳になってしまった私の話を少し(*´▽`*)

三京に勤め始めてからもう数年経ちますが、勤め始める前と劇的に変わったことが一つあります。
それは・・・、家紋やエンブレムを見ると刺繍額になったらどんな感じになるか妄想してしまう事です(/ω\)
通勤途中、京都の市バスのお顔の真ん中のエンブレムを見ては、「市バスの雰囲気と、このマークなら福額のナチュラルに緑地っで入れるとかっこいいかな。」とか。

京都バス※ の車体横についている葉っぱのようなエンブレムをみて「京都バスの雰囲気と、このマークだったら高砂のナチュラルに蘇芳生地で入れるといかすかな。」とか。
(※県外の方は良く混同されますが、京都市バスは緑、京都バスはベージュにエンジ色をしており、路線やダイヤの違う別会社のバスです。)

神社に行くと2~3個家紋があるところがあり、「刺繍額にするならどの家紋なんだろうか?一つに絞るのではなく、別注の横長の額を作って家紋3つを並べるのか。」等々。

とっさに出てくる考えがそれって・・・刺繍額脳になったな~と痛感する今日この頃です( ̄▽ ̄)

皆様も仕事柄、地域柄、こう考えてしまうと言う事があるかと思いますので、機会があれば聞いてみたいですねー(*’▽’)

  • 2024.01.15

京都に寒さ到来(>_<)

こんにちは(‘ω’)ノ

突然ですが、最近の京都はより一層気温が下がってきて寒いです( ゚Д゚)
京都のような盆地特有の底冷えが今きてますよ!

わりと寒さに強いと自負する私ですが、京都の底冷えには白旗です(+_+)⚐︎ʾ
足元がジンとする寒さは出身地では感じた事のない寒さの種類に思います( ̄▽ ̄)

寒さに反比例して、最近はちりめん袱紗や白山紬などの袱紗・風呂敷のご注文が多くなってきております。
春先にギフトやプレゼントでご利用いただくことの多い商品ですので、皆様 春先を見据えていらっしゃるのかなと勝手に想像して温かい気持ちになります(*´▽`*)
気持ちが温かくなると寒さもましになる気がしますよね(*^^*)
寒い季節、温かい気持ちで乗り切っていきましょう!(*^▽^*)

《私の気持ちが温かくなる言葉↓》
・ふとん乾燥機で温めたふとん
・もふもふの犬
・お鍋
・すき焼き